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【情報に惑わされない】
トレーナーの牟田です。平素は大学教員(こども看護学)をしています。
今日は米田和子先生が研修会でお話しされたことをかいつまんでお伝えします。
発達障害に関する講演会に参加される保護者のかたは勉強熱心なかたが多いと仰います。なんどもなんども通われるお母さんもいらっしゃるとか…
講演会は子どもの特性理解につながるものの「うちの子にはどこか当てはまらない」と、感じるかたもいるようです。
それもそのはず、講演会で語られる対応は一般論が多く《わが子》に対する対応は個別でないとわからないからです。
大切なのは保護者のかたが「わが子の発達を知ること」です。
「情報量が多くなればなるほどわが子が見えなくなる」と米田先生はおっしゃいます。知識だけが増え、どれもがわが子に当てはまるように感じると、実際の対応をどうしていいか逆にわからなくなる…という、知識過多の弊害が起こることがあります。
「特性に応じた子どもへの対応」や「考えられる課題についての視点」を得るには客観的なまなざしが必要です。それがトレーナーという専門家の役割になります。
お仕事としてトレーナーを生業にしてくださいと言っているわけではありません。保護者のかたが孤立することなく、地域で過ごしていくためには、保育・療育・教育・医療関係者の理解が必要だと考えています。
子どもたちの「特性」を「障がい」にしないためにも、こどもに関わる職種のかたにぜひ学んで頂きたいと思っています。
《地域での理解をもっと広めていくために、孤立しない地域をつくるために》
→教育講演会を聞いてみたい人
https://www.facebook.com/events/629085607902278/
→トレーナーになってみたい人(前期開講)
https://www.facebook.com/events/605618533600395/
トレーナーの牟田です。平素は大学教員(こども看護学)をしています。
今日は米田和子先生が研修会でお話しされたことをかいつまんでお伝えします。
発達障害に関する講演会に参加される保護者のかたは勉強熱心なかたが多いと仰います。なんどもなんども通われるお母さんもいらっしゃるとか…
講演会は子どもの特性理解につながるものの「うちの子にはどこか当てはまらない」と、感じるかたもいるようです。
それもそのはず、講演会で語られる対応は一般論が多く《わが子》に対する対応は個別でないとわからないからです。
大切なのは保護者のかたが「わが子の発達を知ること」です。
「情報量が多くなればなるほどわが子が見えなくなる」と米田先生はおっしゃいます。知識だけが増え、どれもがわが子に当てはまるように感じると、実際の対応をどうしていいか逆にわからなくなる…という、知識過多の弊害が起こることがあります。
「特性に応じた子どもへの対応」や「考えられる課題についての視点」を得るには客観的なまなざしが必要です。それがトレーナーという専門家の役割になります。
お仕事としてトレーナーを生業にしてくださいと言っているわけではありません。保護者のかたが孤立することなく、地域で過ごしていくためには、保育・療育・教育・医療関係者の理解が必要だと考えています。
子どもたちの「特性」を「障がい」にしないためにも、こどもに関わる職種のかたにぜひ学んで頂きたいと思っています。
《地域での理解をもっと広めていくために、孤立しない地域をつくるために》
→教育講演会を聞いてみたい人
https://www.facebook.com/events/629085607902278/
→トレーナーになってみたい人(前期開講)
https://www.facebook.com/events/605618533600395/
トレーナーの牟田です。平素は大学教員(こども看護学)をしています。
今日はPT(ペアレントトレーニング)の対象についてお話しします。対象はADHD,ASD(自閉スペクトラム症),LD(学習障害)などのある子の保護者(養育者)です。
こどもへのサポートは「療育」(治療と教育)という形で行われます。では、保護者に対しては誰がどのようにサポートするのでしょう?
そうです。ここにPTトレーナーの役割があるのです。発達障害をもつ子の保護者は精神的ストレスを抱えやすいことが研究により明らかとなっています。
中田は「早い時期に母親と専門機関をつなぐ必要性、また、同じ立場の母親同士が交流する場の提供、父親の理解や協力を促すような支援プログラムの実施などが、専門家に切に求められているといえる。」と、述べています。
もう一つ私は《家庭と専門機関と学校をつなぐ架け橋》としての役割がわたしたちトレーナーに求められていると考えます。
架け橋をかけていくにはどうしたら良いのでしょう?それは、保育・療育・教育・医療・行政など専門機関、また当事者である保護者にまずはペアレントトレーニングについて知ってもらうことだと思います。
少しでも共感下さるかたは、GWにお時間を作って頂き、長年、PTの普及・啓発に携わってこられた米田和子先生の教育講演会ならびにトレーナー養成講座を受講していただければと考えています。
《地域での理解をもっと広めていくために、孤立しない地域をつくるために》
→教育講演会を聞いてみたい人
https://www.facebook.com/events/629085607902278/
→トレーナーになってみたい人
https://www.facebook.com/events/605618533600395/
引用論文: 中田洋二郎,筒井恵里子「現在の発達障害における母親の精神的ストレスについて」立正大学臨床心理学研究 第12号 2014 pp. 1-12 立正大学臨床心理学研究 第12号 2014
今日はPT(ペアレントトレーニング)の対象についてお話しします。対象はADHD,ASD(自閉スペクトラム症),LD(学習障害)などのある子の保護者(養育者)です。
こどもへのサポートは「療育」(治療と教育)という形で行われます。では、保護者に対しては誰がどのようにサポートするのでしょう?
そうです。ここにPTトレーナーの役割があるのです。発達障害をもつ子の保護者は精神的ストレスを抱えやすいことが研究により明らかとなっています。
中田は「早い時期に母親と専門機関をつなぐ必要性、また、同じ立場の母親同士が交流する場の提供、父親の理解や協力を促すような支援プログラムの実施などが、専門家に切に求められているといえる。」と、述べています。
もう一つ私は《家庭と専門機関と学校をつなぐ架け橋》としての役割がわたしたちトレーナーに求められていると考えます。
架け橋をかけていくにはどうしたら良いのでしょう?それは、保育・療育・教育・医療・行政など専門機関、また当事者である保護者にまずはペアレントトレーニングについて知ってもらうことだと思います。
少しでも共感下さるかたは、GWにお時間を作って頂き、長年、PTの普及・啓発に携わってこられた米田和子先生の教育講演会ならびにトレーナー養成講座を受講していただければと考えています。
《地域での理解をもっと広めていくために、孤立しない地域をつくるために》
→教育講演会を聞いてみたい人
https://www.facebook.com/events/629085607902278/
→トレーナーになってみたい人
https://www.facebook.com/events/605618533600395/
引用論文: 中田洋二郎,筒井恵里子「現在の発達障害における母親の精神的ストレスについて」立正大学臨床心理学研究 第12号 2014 pp. 1-12 立正大学臨床心理学研究 第12号 2014
九州の牟田です
私が子育て講演会を実施したときに
「ペアレントトレーニングという言葉をしっていますか?」
とPTAのかたに質問をなげかけました。
200名ほどの保護者の中で
「知っている」と答えたのはたった1名でした。
しかし、アンケートを実施すると多くの保護者が
「子どもとの向き合いかたに悩みを抱えている」
「上手な叱り方・ほめ方を実践できていないと感じている」
と答えられます。
ペアレントトレーニングは
「好ましい行動を増やし、好ましくない行動を減らすための技術を親が習得すること」
が主目的です。これは保護者のストレスを減らすことにつながります。
通常は、研修を受けたトレーナーによってグループで運営されます。
→次回は対象について記事を書きますね
中学校におけるユニバーサルデザイン(UD)の授業づくり実践書。UDは「個」から出発する特別支援教育と「授業」から出発する教科教育の融合であり、教科担任制をとり「授業」の専門性が高い中学校だからこそ、質高く教科の違いを超えた共通のUD視点を示している
どの子も楽しい! クラスづくり、全員がわかる! 授業づくりを目指すユニバーサルデザインと個々の子どもの学び方にあわせて支援する特別支援教育が融合してできた書です。「ギャング・エイジ」の始まりと言われる3年生の意欲や行動を支援し伸ばすアイデアを集めました。