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厚生労働省が普及を推奨

厚生労働省が普及を推奨
2016年の発達障害者支援法の改正において,家族支援の重要性が打ち出されています。しかし、ペアレントトレーニングの実施において必須の資格が打ち出されているわけではありません。逆に言えば、知識と経験のある実施者もいれば、みようみまねで実施している実施者もいるということです。
そこで、実施者養成講座を受講することは研修を受け、一定の知識を獲得したという証明になります。これは公的資格ではなく、認定資格となります。
当研究所が実施する実施者養成講座(トレーナー養成講座)は「奈良方式」を採用しています。奈良方式のルーツはアメリカ。シンシア・ウィッタム博士がADHDの子どもをもつご家族向けに開発したプログラムを、奈良教育大学等が日本に合わせて改良したプログラムが「奈良方式」です
奈良方式は長年、奈良教育大学(岩坂先生)が養成講座を実施してきました。岩坂先生の養成講座を受講し、教育現場で実践してきたのが当研究所所長の米田和子先生です。岩坂先生が退任なさると、奈良教育大学での養成講座はストップ。「地域に、学校に理解者が必要なのに支援者が育成されない」この現状を看過できなかった米田先生が、奈良方式を岩坂先生から直接譲り受け、トレーナー養成をスタートさせました。そのため、当研修所の養成講座は「奈良方式」の流れを汲んでいます。